エイシンクエーサー（2019年生、母エイシンアクロン）

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

8月5日、デビュー戦は阪野学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスチルマンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったベルイルアンメールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の頼れるキャプテン橋本竜馬賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったハッチャキコクに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウワンドリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のリコーヴァリアントをアタマ差振り切って制した。

3歳（2022年）

1月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳A（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンリュージュに3馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳A B（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンリュージュに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦4勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったベルレフォーンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月9日、中8週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（6戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月10日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（7戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（8戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた15戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（9戦4勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた18戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、競馬の話するなよ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた19戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、B-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた21戦目は、清楼銘応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

デビュー前

胡本友晴厩舎（高知）へ入厩。

1月31日、中2週で迎えた22戦目は、柏島特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた23戦目は、銀不老豆特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた24戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、千本山特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた25戦目は、徳島県阿波尾鶏特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた26戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、一色夕美祝一周年特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナスノコウランに交わされて2馬身差の2着となった。

4月15日、中3週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったペネトラーレに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた34戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、メダカ池特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた35戦目は、一般B2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた37戦目は、黒坂舟山土手結婚特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた38戦目は、横倉山特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5歳（2024年）

3月5日、約5か月の休み明けで迎えた39戦目は、ライスへ愛を叫ぶ特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた42戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（13戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のノーベルプライズに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。