ペネトラーレ（2013年生、母ニチドウジョリーズ）

ペネトラーレ（2013年5月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「突き抜ける（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したニチドウジョリーズが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2020年のサマービーチ賞(一般B1二 B2二)。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月13日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

6月26日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

7月31日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

10月9日、中5週で迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ベルウッドレオーネにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノボドラゴに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトーアアサヒに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴイカンプに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

4月3日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドレオーネに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のポルカに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

10月9日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた14戦目は、紀代美ちゃん古希おめでとう杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のツエーゲンに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般B1四（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ハルヲヨブオンナにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた16戦目は、もんや記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサイレンスディガを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のハルヲヨブオンナをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2018年）

3月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、“ポッ”イントもらっちゃおう楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月20日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた19戦目は、卓球サークルGAPPA岡野団長卒団記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（10戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、生姜まつり賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（11戦7勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（12戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハバナブラウンに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月31日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサンニューオリンズを半馬身振り切って制した。

8月28日、中3週で迎えた23戦目は、レジェンド賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャックフォンテンをハナ差だけ差し切って制した。

11月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミヤジフランガンを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月6日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったトレースイスラにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリコーデリンジャーをクビ差振り切って断然人気に応えた。

6歳（2019年）

1月21日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハイヴォルテージに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月4日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハッピーナイト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はリコーデリンジャーと並んで1着同着となった。

8月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、東京中日スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツでしぶとく粘り込んで、最後は2着のミトノクイーンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月18日、中2週で迎えた30戦目は、ミザール賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったグランデミノルにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトレースイスラに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月14日、中5週で迎えた32戦目は、にぎわい都市新宿賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシートンを半馬身振り切って断然人気に応えた。

12月30日、中6週で迎えた33戦目は、小澤廉さんTCK来場記念（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイイコトズクシに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

7歳（2020年）

6月2日、約5か月の休養明けで迎えた34戦目は、サンオーイ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた35戦目は、楽天競馬でポイントガッチリ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた36戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアナスタシオを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月30日、中2週で迎えた37戦目は、サマービーチ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（7戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワシントンテソーロに1馬身の差をつけて制した。

8月18日、中2週で迎えた38戦目は、オーガスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、コナラ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた40戦目は、麻布賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた41戦目は、L-WING賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（11戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、サンキューに半馬身交わされて2着に敗北した。

8歳（2021年）

8月17日、約7か月半の休養明けで迎えた42戦目は、オーガスト賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（12戦5勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた43戦目は、2001 ダイアモンドターンオープン賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で御神本訓史騎手（13戦5勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた44戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングリレーin大井賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた45戦目は、ネットで競馬、ネットケイバ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた46戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた47戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた48戦目は、高知県山茶花特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンビジョンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた49戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9歳（2022年）

1月16日、中1週で迎えた50戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のサトノグリッターに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた51戦目は、一般A2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた52戦目は、一般A2（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイアンブルーをアタマ差振り切って勝利数を22に伸ばす

2月27日、中1週で迎えた53戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、長浜特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた54戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた55戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月4日、約5か月半の休養明けで迎えた56戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、フォロワー1万人特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、マイネルボーダレスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月20日、中1週で迎えた57戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた58戦目は、宮の前公園特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボンモマンに2馬身半の差をつけて勝利数を23に伸ばす

10月23日、中2週で迎えた59戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグブルーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月5日、中1週で迎えた60戦目は、伊与木川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた61戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、福山競馬記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクリノガオガオに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

12月17日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、今ノ山特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。8頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

10歳（2023年）

1月1日、中3週で迎えた62戦目は、初夢特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月28日、約5か月の休養明けで迎えた63戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったケプラーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月18日、中2週で迎えた64戦目は、汗見川特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

7月1日、デビュー戦は永森大智騎手を鞍上に据えて、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

7月17日、中3週で迎えた65戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンクエーサーに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

8月19日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、虚空蔵山特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた66戦目は、遠野莉緒奈5周年特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、4着を確保した。