オンワードフラッグ（1995年生、母オンワードアニー）

オンワードフラッグ（1995年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時8歳）と交配したオンワードアニーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

10月5日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は528kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエレガンスステージに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3歳（1998年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林徹弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

12月20日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林徹弥騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4歳（1999年）

1月21日、中4週で迎えた8戦目は、三重県畜産特別（P）（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林徹弥騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ（C）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林徹弥騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3月27日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、リードを5馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

6月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカナントウショウに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクショウボーイからハナ差の2着に甘んじた。

8月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシロヤマブレイズに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月29日、中1週で迎えた24戦目は、荒川特別（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2000年）

1月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。