ティアラマドンナ（2006年生、母スバルマドンナ）

ティアラマドンナ（2006年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝冠＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時11歳）と交配したスバルマドンナが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦7勝。2008年の浦河商工会議所青年部40周年特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

8月13日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のモモザクラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンの浦河商工会議所青年部40周年特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレアイリスに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月5日、中3週で迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

12月1日、中7週で迎えた4戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

3歳（2009年）

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’09桃花賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月28日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの獅子座特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三井健一騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた12戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、メジロベイリー賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4歳（2010年）

4月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、リーディングジョッキー1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた14戦目は、静内二十間道路特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた15戦目は、マイネルセレクト賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、ガーネットスター特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、日高町建設協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた19戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携対潮楼シリーズ二戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカイシュウサウンドに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月4日、中2週で迎えた21戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモナクリュウオーに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

9月12日、連闘で迎えた22戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポンタイショーに1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロパルキアをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、福山・高知競馬連携騎手交流第二十一戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロパルキアをハナ差制して断トツ人気に応えた。

11月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

5歳（2011年）

3月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、木蓮特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた28戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月17日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（7戦3勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた30戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2三 B3一（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた31戦目は、ばら祭シリーズラブリーふくやま（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。