ニッポンタイショー（2007年生、母マイネリーベ）

ニッポンタイショー（2007年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時8歳）と交配したマイネリーベが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、地方41戦13勝2着7回。2011年の「福山ぶちはやぁスプリント」で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イワミ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鹿戸剣司によって367.5万円で落札された。

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は倉富隆一郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は532kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアッレグレットに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月22日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のシリウス賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3歳（2010年）

3月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の大観峰特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の隆博君・佳菜子さん結婚記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた8戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンモンローズに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のイーバンクから楽天銀行賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレアショットに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の福山・高知連携明光丸シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードクラウンに2馬身半の差をつけて制した。

6月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、福山・高知競馬連携騎手交流第八戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、一般C5（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマサエレガントから3馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、めざせレコード電撃チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスウィッシュに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリンクスに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月13日、中1週で迎えた15戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ四戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサスマートから1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた17戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったティアラマドンナから1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（10戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクアビューティーから1馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（11戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラアドバンスに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で池田敏樹騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で池田敏樹騎手（13戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラチャームに2馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で池田敏樹騎手（14戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセトスイグンに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B5（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で池田敏樹騎手（15戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で池田敏樹騎手（16戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったポルックスダークから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月16日、連闘で迎えた25戦目は、ガーネット特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で池田敏樹騎手（17戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーノブナガに2馬身の差をつけて優勝

1月23日、連闘で迎えた26戦目は、雪割草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で池田敏樹騎手（18戦9勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、まんさく特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で池田敏樹騎手（19戦9勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、久松城賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で池田敏樹騎手（20戦9勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた29戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で池田敏樹騎手（21戦9勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた30戦目は、しだれ桜特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で池田敏樹騎手（22戦9勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた31戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は24戦連続で池田敏樹騎手（23戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミユニバースに7馬身の差をつけて優勝

4月17日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で池田敏樹騎手（24戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーコータカシをクビ差制して勝利数を12に伸ばす

4月30日、中1週で迎えた33戦目は、鯛網カップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で池田敏樹騎手（25戦11勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた34戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で池田敏樹騎手（26戦11勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクライムライトから半馬身差の2着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた35戦目は、ばら祭シリーズビューティフルふくやま特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で池田敏樹騎手（27戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーヒマワリに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月5日、中2週で迎えた36戦目は、「福山ぶちはやぁスプリント」（福山ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で池田敏樹騎手（28戦12勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランプリオージーから1馬身差の2着となった。

6月12日、連闘で迎えた37戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、ほたる特別（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた38戦目は、夾竹桃特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（29戦12勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた39戦目は、はまゆう特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（30戦12勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月24日、中6週で馬体重を前走から48kg減らして迎えた40戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた41戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、鷲座特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。