ヘイセイチャンス（2002年生、母スーパーマグマ）

ヘイセイチャンス（2002年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時21歳）と交配したスーパーマグマが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川一男。戦績は、地方42戦7勝2着11回。主な勝ち鞍は2007年のアラ系一般C2-7。

経歴

デビュー前

栗田和昌厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2005年）

7月18日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニューカンダカオーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、スクールガーディアンズ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アジャイルスーパーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（10戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイケノセドナに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアジャイルスーパーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（12戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイケノセドナをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

3月15日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮下瞳騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮下瞳騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イケノセドナにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

4月10日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C22（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮下瞳騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイガにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮下瞳騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したソウルフリーザーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C20（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮下瞳騎手（17戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウタンドルに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で宮下瞳騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮下瞳騎手（19戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はメイショウタンドルと並んで1着同着となった。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮下瞳騎手（20戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で宮下瞳騎手（21戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーリンエンブレムに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた25戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（22戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヘイセイセレクトを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中6週で迎えた27戦目は、牝馬限定の一般C12（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（23戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（24戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジマサワールドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（25戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（26戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（27戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（28戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた33戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C12（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（29戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスコールマーチを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中2週で迎えた35戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-10（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノビクターに半馬身の差をつけて5勝目をマークした。

2月17日、中3週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2-10（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のユノレッドスターに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月11日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2-7（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユノエキスパートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月21日、中0週で迎えた38戦目は、聖司&理絵結婚記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエイジャパンから3馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた39戦目は、第二回鴨田志郎バースデー記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた41戦目は、アラ系一般C2-6ニ（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた42戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。