レッドサヴァージ（2012年生、母ヒカルラフィーネ）

レッドサヴァージ（2012年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋獰猛な。勝利に貪欲な荒々しさを持った名馬となるよう」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したヒカルラフィーネが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害4戦0勝2着1回、地方3戦2勝。2015年のダービーグランプリ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額3,800万円（9.5万×400口）で一口馬主が募集された。

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

4月25日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

10月24日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、メルシャンワイン賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアエミネンスに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマニントルシュに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2016年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月22日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

7月10日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーティングワンから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2017年）

4月22日、約8か月の休み明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。