リワードオランジュ（2015年生、母リワードプディング）

リワードオランジュ（2015年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オレンジ（仏）。オレンジチョコより」。毛色は栗毛。種牡馬のアッミラーレ（当時18歳）と交配したリワードプディングが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）リワード。主な勝ち鞍は2018年の一般C3-6。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月3日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカシオペア特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露したが、3着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンダラボッチに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のグルースに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレマンコに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月31日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトキノケリーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の金柑のシロップ煮特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコパノダニエルに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンイッサに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のモアニレフアをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

3月13日、中1週で迎えた10戦目は、ヒヤシンス特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の仙台屋桜特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（10戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で永森大智騎手（11戦5勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で永森大智騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桃特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、負けるな下村騎手特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（14戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた19戦目は、下村瑠衣騎手応援特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（15戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月10日、連闘で迎えた20戦目は、チャーリー生誕5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（16戦5勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

11月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまなみ五湖「相模湖」賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（2019年）

1月8日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた22戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

1月31日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

5月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月18日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた26戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月28日、中0週で迎えた27戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた28戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。