ネロフレイバー（2011年生、母フェザーレイ）

ネロフレイバー（2011年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒（伊）＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時12歳）と交配したフェザーレイが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方34戦1勝2着4回。2013年のウィナーズチャレンジ4で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、尾田信夫によって945万円で落札された。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

6月25日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスタンドアウトを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったドミヌスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中9週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ11（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月31日、中8週で迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2014年）

2月1日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったツルマルブルースに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナイキアドヴァンスを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で本橋孝太騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のゆうがお特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で本橋孝太騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、美しいまちあだちビュー坊特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

12月29日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

4歳（2015年）

1月23日、中3週で迎えた18戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、梅見月特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた20戦目は、若鮎特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に敗れた。

4月6日、中5週で迎えた21戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた22戦目は、緑風特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（12戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、カーネーション特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月1日、中0週で迎えた24戦目は、風待月特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（14戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた25戦目は、エルタニン特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（15戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、織姫賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（16戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5歳（2016年）

1月15日、約5か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（17戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月11日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3三四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（18戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したエリザヴェータを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（19戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2十六 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（20戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（21戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（22戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（23戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。