ナイキアドヴァンス（2011年生、母ナイキアクトレス）

ナイキアドヴァンス（2011年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時9歳）と交配したナイキアクトレスが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。2017年のゆりかもめオープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

11月25日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアピアに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたサブノホホエミ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2014年）

5月14日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブックマークレットを半馬身振り切って初白星を挙げた。

6月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のネロフレイバーに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のラリエットを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

12月25日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、サンタクロース賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、スマイルアンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2015年）

1月20日、中3週で迎えた8戦目は、望春特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアサンテサーナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、東風特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボンカマラードに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

3月17日、中2週で迎えた11戦目は、爽春賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた12戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ジャルディーノに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中2週で迎えた13戦目は、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のサクラシエラに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月31日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、トゥインクルバースデー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

8月27日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、ペリドット賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月30日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、千代田区特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦2勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

11月3日、中2週で迎えた18戦目は、斎藤工&剛力彩芽賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコマンドゥールキイに7馬身の差をつけて優勝

11月24日、中2週で迎えた19戦目は、リゲル賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアジュディテイオーに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月23日、中3週で迎えた20戦目は、タンザナイト賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2016年）

2月9日、中6週で迎えた21戦目は、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月21日、中9週で迎えた22戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、プレセペ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた23戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったミッドイェルバハにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた24戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったコンドルダンスにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月14日、中4週で迎えた25戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

11月17日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた27戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（8戦4勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた28戦目は、おおとり賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（9戦4勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、レーザーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6歳（2017年）

1月24日、中2週で迎えた29戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（10戦4勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

3月24日、中7週で迎えた30戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた31戦目は、北極星賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキタサンウンゲツに2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月9日、中2週で迎えた32戦目は、’17メトロポリタンメイカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた33戦目は、ゆりかもめオープン（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（11戦4勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた35戦目は、しぶやダイバーシティ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（12戦4勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた36戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

7歳（2018年）

3月8日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、スプリングタイム賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月28日、中2週で迎えた38戦目は、春風賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた39戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて、最後は2着のセンペンバンカをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月8日、中2週で迎えた40戦目は、’18メトロポリタンメイカップ（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた41戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月12日、約4か月半の休養明けで迎えた42戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、MEGA TREE GARDEN賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた43戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のトーテムラリーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月6日、中4週で迎えた44戦目は、ノースウィンド賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったヨンカーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月26日、中2週で迎えた45戦目は、’18メトロポリタンディセンバーカップ競（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はティアップサンダーと並んで2着同着となった。

8歳（2019年）

5月23日、約5か月の休養明けで迎えた46戦目は、ゆりかもめオープン（大井ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた47戦目は、’19メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

10月16日、約4か月半の休養明けで迎えた48戦目は、リーブラ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた49戦目は、千代田区賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。