スズナリジッコウ（2005年生、母エアリーパック）

Suzunari Jikko

2005.05.03

スズナリジッコウ（2005年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマルカダイシス（当時12歳）と交配したエアリーパックが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は徳重 正幸。戦績は、地方16戦4勝2着3回。2007年の若駒特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、徳重正幸から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、熊本県馬主会によって105万円で落札された。

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2007年）

8月29日、デビュー戦は松島慧騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。馬体重は431kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイーストスカイに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンの若駒特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキムーンに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦の野菊賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の柊賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコウピュアーから2馬身半差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のプリンセス賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2008年）

1月16日、中3週で迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノマジカルに1馬身半の差をつけて制した。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノマジカルに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳KJ3のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（8戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月9日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（9戦4勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンキラリから1馬身半差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた14戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 小雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月6日、中0週で迎えた15戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、単元夏オフ記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカクモタキシードからクビ差の2着となった。

12月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた16戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。