ネオレボルーション（2006年生、母リアリーハッピー）

ネオレボルーション（2006年3月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「新革命」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したリアリーハッピーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地23戦3勝2着11回、中央障害12戦2勝2着3回。2013年の東京ハイジャンプ(JG2)で3着に入った他、2014年の東京ジャンプステークス(JG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額5,000万円（125万×40口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ピースオブラックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったフサイチナガラガワに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2009年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のアーリンダルに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたキタサンアミーゴ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村宏司騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたハウオリ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村宏司騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったフサイチナガラガワにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の燕特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で北村宏司騎手（8戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

11月29日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたジェイケイラン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したヴィーヴァミラコロに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したインテンスブルーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったサクラキングオーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアストレーションに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のボンバルディエーレに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ジョープライドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月26日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘志でひたむきに粘り続けて、最後は2着のタイフーンルビーをアタマ差振り切ってファンの支持に応えた。

1月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の東雲賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月23日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月16日、約6か月の休養明けで迎えた23戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

6歳（2012年）

9月8日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

11月11日、中8週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェットストリームから2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアムイチバンに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

7歳（2013年）

2月2日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた31戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルエルヴェルに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月12日、中5週で迎えた32戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8歳（2014年）

5月17日、約7か月の休み明けで迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイブルブラッドから1馬身1/4差の2着となった。

6月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウヨウドウから2馬身差の2着となった。

8月30日、中8週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた35戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。