ブルーアリュール（2000年生、母ホゲットミーノット）

ブルーアリュール（2000年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋上品、魅力（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時12歳）と交配したホゲットミーノットが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、中央平地14戦1勝、地方15戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額840万円（1.68万×500口）で一口馬主が募集された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月9日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマリアージュシチーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた3戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

4歳（2004年）

2月15日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月31日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた12戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5歳（2005年）

1月10日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6歳（2006年）

8月24日、約14か月の休養明けで迎えた15戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ノーリーズン賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、JAみついし花だより特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、JAしずない太陽の瞳特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

7歳（2007年）

4月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、門別温泉とねっこの湯特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月2日、中1週で迎えた22戦目は、新ひだか建設協会特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイルラーゴを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた24戦目は、日本軽種馬協会特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、エアエミネム賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬登録協会特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、キッケンクリス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アグネスワールド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は川島雅人騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。