ヴィーケン（2021年生、母ケンブリッジデイズ）

Viken

2021.04.06

ヴィーケン（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ノルウェーの地名」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンラー（当時13歳）と交配したケンブリッジデイズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社 ケンブリッジバレー。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3歳（2024年）

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた9戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 雨/重）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、6着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着に入った。

6月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月22日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた14戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

2024年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。