ワタリエリート(1998年生、母ミスエリート)

1998.03.07

ワタリエリート(1998年3月7日)は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ(当時13歳)と交配したミスエリートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松田 一夫。戦績は、地方45戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、山形県馬主会によって262.5万円で落札された。

松浦正春厩舎(上山)へ入厩。

2歳(2000年)

5月15日、デビュー戦は長橋秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳A2上山ダート800m 晴/重)に出走。馬体重は435kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライジングスパートに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A1上山ダート1250m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手(1戦1勝)。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A1上山ダート1250m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手(2戦1勝)。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1250m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手(3戦1勝)。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1250m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手(4戦1勝)。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアンチャーチからクビ差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳A1上山ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手(5戦1勝)。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手(6戦1勝)。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手(7戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1500m 雨/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手(8戦1勝)。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A2上山ダート1500m 晴/良)に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の若松特別上山ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は長橋秀樹騎手(9戦1勝)。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手(10戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳A2上山ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手(11戦1勝)。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナイビジンからクビ差の2着に惜敗した。

3歳(2001年)

1月15日、中4週で迎えた14戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳福山ダート1250m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマサタケエースに約17馬身の大差をつけて2勝目を収める

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳福山ダート1250m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手(1戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウホウウイークに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手(2戦2勝)。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーマから3馬身差の2着となった。

3月10日、中2週で迎えた17戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳福山ダート1600m 晴/良)に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルゴダイオーから3馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のデイリースポーツ賞福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手(3戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳福山ダート1600m 雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手(4戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手(5戦2勝)。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手(6戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハイパーランに2馬身の差をつけて優勝

7月1日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた22戦目は、久保河内健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の銀杯福山ダート1800m 晴/良)に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手(7戦3勝)。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のイナリハヤクモに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月14日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手(8戦4勝)。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中7週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手(9戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオーコメットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月4日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定3歳戦の福山3歳牝馬特別福山ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は久保河内健騎手(2戦0勝)。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手(10戦5勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムロギシンワから2馬身半差の2着となった。

12月15日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手(11戦5勝)。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳(2002年)

1月4日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手(12戦5勝)。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月13日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手(13戦6勝)。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手(14戦6勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトラストサンダーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月10日、中4週で迎えた33戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手(15戦6勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2福山ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手(16戦6勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月6日、約5か月の休養明けで迎えた36戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、たかともワンダーカップ賞上山ダート1700m 曇/重)に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた37戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2ちゃんねる記念(・∀・)in上山上山ダート1500m 雨/重)に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた38戦目は、石黒浩&三枝悟来場記念上山ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手(1戦0勝)。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた39戦目は、エビスサーキットレースクイーン杯上山ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳(2003年)

1月3日、中3週で迎えた40戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、緑川特別佐賀ダート1800m 小雨/稍重)に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた41戦目は、川内川特別佐賀ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手(1戦0勝)。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた42戦目は、九州アラブチャンピオン佐賀ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手(2戦0勝)。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、池田湖特別佐賀ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手(3戦0勝)。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた44戦目は、五ヶ瀬川特別佐賀ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手(4戦0勝)。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた45戦目は、大分川特別佐賀ダート1800m 雨/不良)に出走。鞍上は6戦連続で安楽成秀騎手(5戦0勝)。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。