カムロギシンワ（1998年生、母ミスカルテク）
1998.05.28
カムロギシンワ（1998年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のレオグリングリン（当時11歳）と交配したミスカルテクが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は清兼 正通。戦績は、地方38戦15勝2着6回。2003年のアラブ王冠(アラ系3歳以上)に勝利した他、2000年の冬木立特別(アラ系3歳)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
原孝明厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2000年）
7月24日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノクリスチーナに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのオーロラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの鵡川・四季の館特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のコバツーウイングをクビ差制して勝利を手に入れた。
9月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのジュニアチャンピオン（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのもみの木特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハバタケドウエイに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。
11月16日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの冬木立特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムセンプーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月9日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウジョーに4馬身の差をつけて制した。
3歳（2001年）
1月22日、中5週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザハートに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月10日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーグローリーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月19日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリエリートに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
12月16日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（2002年）
1月2日、中1週で迎えた12戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトラストサンダーに3/4馬身の差をつけて9勝目を挙げた。
1月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスズヒロフレンドをアタマ差制して10勝目を達成した。
2月16日、中4週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。
5歳（2003年）
5月22日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた15戦目は、羊ヶ丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスローンフォルから3馬身差の2着となった。
6月5日、中1週で迎えた16戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のポルウナカベサをハナ差制して久方ぶりに白星を挙げた。
8月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、静内町商工会青年部特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月11日、中1週で迎えた18戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウノハンターから3馬身差の2着となった。
9月25日、中1週で迎えた19戦目は、三石海浜公園特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールムサシから3/4馬身差の2着に敗北した。
10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヘイゲンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする
6歳（2004年）
4月28日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ステイゴールド賞（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーファイヤーから半馬身差の2着に敗北した。
6月6日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた22戦目は、アラブ大賞典（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は坂下秀樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月8日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、ムーンライト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールアトムに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
7月22日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のアルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュウジセンプーからアタマ差の2着に甘んじた。
10月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月2日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた26戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、秋一日美術館特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタキコウに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす
11月27日、中3週で迎えた27戦目は、小春日和特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のノアリュウオウに3/4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
7歳（2005年）
1月3日、中4週で迎えた28戦目は、初夢特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月30日、中3週で迎えた29戦目は、アメジスト特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタキコウから半馬身差の2着に敗北した。
2月20日、中2週で迎えた30戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月17日、中7週で迎えた31戦目は、鯛網カップ（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月5日、中6週で迎えた32戦目は、山椒魚特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月2日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、熊ケ峰賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた34戦目は、汐風賞（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡崎準騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた35戦目は、福山サんラいず特別（福山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で岡崎準騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月26日、中2週で迎えた36戦目は、牡蛎特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡崎準騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、柚子湯特別（福山ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡崎準騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8歳（2006年）
1月3日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた38戦目は、初詣特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡崎準騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。