コバツーウイング（1998年生、母キタノツバサ）

コバツーウイング（1998年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時21歳）と交配したキタノツバサが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方26戦9勝2着7回。2000年の鵡川・四季の館特別(アラ系3歳)で2着に入った他、2000年のオーロラ特別(アラ系3歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤邦茂厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月28日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェータルホースに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンの月光特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのオーロラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったインスティンクトから4馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの鵡川・四季の館特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムロギシンワからクビ差の2着に惜敗した。

3歳（2001年）

5月22日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュウエルシドから3馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系一般C1-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマルタワトに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1-1（旭川ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマルタワトに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月1日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系一般B2-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイショウキングに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月29日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般B2-2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田和久騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミダンサーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月26日、中3週で迎えた10戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和久騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた11戦目は、紅葉特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和久騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた12戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和久騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

7月9日、約8か月の休養明けで迎えた13戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクニノオーカンから4馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミッチースターに3馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月20日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシロガールに5馬身の差をつけて7勝目を収める

9月11日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジマンに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月1日、中2週で迎えた18戦目は、白川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月12日、中5週で迎えた19戦目は、黒川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後はタヤスオーカンと並んで3着同着となった。

12月10日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般A3 B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2003年）

6月25日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、唐人川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、桜島特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリタキオンから7馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた23戦目は、黒川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリタキオンから8馬身差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた24戦目は、三井グリーンランドリゾートカップ（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイホースに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月2日、中2週で迎えた25戦目は、加勢川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、荒尾青年会議所カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモシロサクラから半馬身差の2着に敗北した。