フェータルホース（1998年生、母ミドリビクトリア）

フェータルホース（1998年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したミドリビクトリアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、地方25戦5勝2着7回。2001年、2002年と銀河特別(アラ系一般B1-1)で2回2着に入った他、2001年のトワイライト特別(アラ系一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬明から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月17日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップショウハイからアタマ差の2着となった。

6月28日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコバツーウイングから2馬身半差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンレットに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月20日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンの月光特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのオーロラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの鵡川・四季の館特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンの銀河特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウジョーから半馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、2歳オープンの冬木立特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2001年）

4月26日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、アラ系一般C2-1以下（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤倉寛幸騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、あやめ特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤倉寛幸騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムセンプーをクビ差制して2勝目をつかんだ。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、あじさい特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤倉寛幸騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマルタワトに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、トワイライト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノエメラルドから3馬身差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、スターライト特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミチノクセンプーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、銀河特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノエメラルドから2馬身差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた16戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、士別九十九特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエーエスライデンに2馬身の差をつけて制した。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、豊富ミルク特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、紅葉特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた22戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（9戦3勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2002年）

7月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、アラ系一般B2-1（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、スターライト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（13戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったインスティンクトから1馬身半差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、銀河特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（14戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイトオオギから4馬身差の2着に敗北した。