タヤスオーカン（1998年生、母タヤスアリアケ）

タヤスオーカン（1998年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサカノタイム（当時10歳）と交配したタヤスアリアケが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。戦績は、地方28戦8勝2着6回。2001年のコスモス賞(アラ系3歳)で2着に入った他、2001年の門松賞(アラ系3歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

平山良一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2000年）

11月13日、デビュー戦は吉井浩和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノリンボーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月20日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のユートスズランに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた4戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウザンシンオーから4馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシビノマルスからアタマ差の2着に甘んじた。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた9戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦でオープンのひまわり賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスベテヘノキタイから5馬身差の2着となった。

10月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのコスモス賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノリンボーから1馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

4月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた13戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノクニヒリュウに9馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインエルシドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月5日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイヲノセテに5馬身の差をつけて優勝

6月26日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクニノオーカンから5馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコモヒメドリームに4馬身の差をつけて優勝

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（11戦4勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（12戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエムエスダイドウに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月18日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーテンリュウに2馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

10月1日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（15戦6勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中5週で迎えた25戦目は、黒川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（16戦6勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後はコバツーウイングと並んで3着同着となった。

12月10日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般A3 B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井浩和騎手（17戦6勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナマイトキングから半馬身差の2着となった。

5歳（2003年）

1月1日、中2週で迎えた27戦目は、初春特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井浩和騎手（18戦6勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月25日、約6か月の休み明けで迎えた28戦目は、唐人川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉井浩和騎手（19戦6勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。