ダイナマイトキング（1999年生、母キンカハツピー）

ダイナマイトキング（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタカサゴスピード（当時11歳）と交配したキンカハツピーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森垣牧場。戦績は、地方22戦15勝2着2回。2002年の九州アラブダービー(アラ系3歳)に勝利した他、2003年の立夏特別(アラ系一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（2002年）

4月27日、デビュー戦は高山伸一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエフエムハッピーに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のペルターベストに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中5週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウスイタカに約12馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイホマレに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーショウハイからクビ差の2着に甘んじた。

8月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハイセイアポロに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月17日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、3歳ハンデ戦でオープンのききょう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイセイアポロから半馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオウサンデーに5馬身の差をつけて優勝

10月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストラムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

11月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、3歳オープンの肥後さざんか賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、アラ系一般A3 B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスオーカンに半馬身の差をつけて優勝

4歳（2003年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、坪井川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノオリーブに7馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

4月29日、中2週で迎えた13戦目は、水俣川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイオーノカガヤキに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月20日、中2週で迎えた14戦目は、梯梧特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハイセイアポロに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノノーブルに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、立夏特別（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイホースに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月12日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、アラ系一般A3 B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（8戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに3/4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月2日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般A3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（9戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた19戦目は、有明大賞典（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（8戦6勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A3 B2 B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般A3 B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスオーシャンに5馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

3月10日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（12戦9勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。