チャイナブルー（2001年生、母ウメノウグイス）

チャイナブルー（2001年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カクテル名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のビワタケヒデ（当時6歳）と交配したウメノウグイスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は柳川秀美。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月29日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

5月29日、中7週で迎えた3戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイボタンをハナ差制して初白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイイオカプリンスに1馬身の差をつけて制した。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファンシームスメに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシデルタフォースに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの葉月特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（4戦3勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた9戦目は、洞元湖特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（5戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-9（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノインパクトに6馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 C4-8（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンフォーユーから1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカカリスマからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2005年）

1月22日、中5週で迎えた15戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックキャノンから2馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた19戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、柴舟小出杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナショナルステージに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中2週で迎えた22戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた25戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

8月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた28戦目は、迫間洋一記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエポックボーイに1馬身の差をつけて制した。

10月2日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた30戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた34戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B11（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

5歳（2006年）

1月6日、中0週で迎えた35戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、りんちゃん競馬デビューハイハイ杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた36戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第1戦（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた37戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スリーセレブルに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月26日、連闘で迎えた38戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。