エイダイボタン（2001年生、母イーストジョオー）

エイダイボタン（2001年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋牡丹」。毛色は芦毛。種牡馬のホリスキー（当時22歳）と交配したイーストジョオーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月28日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャイナブルーからハナ差の2着に甘んじた。

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックスターに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったステージワンから3/4馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C5 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた13戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5 11（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノハヤブサに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2005年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、自家焙煎コーヒーマート特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。