サウザンドライツ（2006年生、母レディーオーシャン）

サウザンドライツ（2006年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「無数の輝き」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したレディーオーシャンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の一般B4二。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月21日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月28日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

12月9日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月17日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテツユックンを途轍もない末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、C級チャンピオン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた8戦目は、愛Love笠松けいば（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケボニトを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って順当に勝利した。

2月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したウィンディアンにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、笠松の癒し隊パクじぃ杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマジョリーフェアにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリブラックに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月10日、中3週で迎えた14戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、白ばら特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた15戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のランドエクスプレスをクビ差振り切って制した。

12月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、雪だるままつり白山特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

5歳（2011年）

1月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドフィールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカラーレストパーズを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月12日、中9週で迎えた20戦目は、復興支援がんばれ群馬県特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた21戦目は、智一&涼子結婚記念（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったナンヨーサンセットに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、復興を応援します七ヶ浜町（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、美味しく食べて応援します。岩手県産野菜（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた24戦目は、親方・年貢の納め時杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラクレヴァに半馬身届かず2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた26戦目は、能登島向田の火祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、一般B3二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。