グレートサンデー（1985年生、母グロリアウェーブ）

グレートサンデー（1985年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時8歳）と交配したグロリアウェーブが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月3日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るチョウカイパールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳400万下の山藤賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた3戦目は、4歳400万下（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったバトルドミネイトに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた5戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の鬼怒川特別（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（1989年）

4月30日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーフラツトに半馬身の差をつけて優勝

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、エメラルドカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノパルチザンから半馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中3週で迎えた10戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシーリーパルに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーザイラーから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1990年）

5月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のチヤンピオンズに半馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレオコマンドに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた14戦目は、エメラルドカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコウエースに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月17日、中5週で迎えた17戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったドベールキングから半馬身差の2着となった。

8月26日、連闘で迎えた18戦目は、オーガストスプリント（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた21戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般B（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（12戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

4月14日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーホースから2馬身半差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた27戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた28戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバールックから3馬身差の2着となった。