イダマンテ（1986年生、母タニノリユウ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

7月23日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 小雨/重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

10月1日、中9週で迎えた2戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3歳（1989年）

1月13日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ジョウヨーファストに交わされて5馬身差の2着となった。

2月25日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったマルトヨグラスにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

6月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオラトリオに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上400万下の積丹特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（1990年）

1月13日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下の北方特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蓑田早人騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、フォースタテヤマにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月18日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2200m 小雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月9日、中6週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

8月18日、中9週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月13日、中7週で迎えた16戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の河口湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた18戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5歳（1991年）

5月24日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、クンシラン特別（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、矢車草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた23戦目は、合六正弘騎手を鞍上に迎えて、シャクヤク特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、百日草特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で合六正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で合六正弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。