アサクサステータス（1983年生、母ギルバーツガール）

アサクサステータス（1983年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時16歳）と交配したギルバーツガールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地40戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月29日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/重）に出走。馬体重は466kg。鞍上は関野弘行騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったセンチュリーエルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月11日、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダービールナにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月31日、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は田村正光騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月21日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月5日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミスナイヤガラを半馬身振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。

8月9日、4歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月21日、4歳以上400万下（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4歳（1987年）

1月18日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村正光騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

2月8日、5歳以上400万下の平尾台特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月22日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

3月14日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は田村正光騎手。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月4日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月26日、5歳以上400万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は石塚信広騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウホワイトを半馬身差し切ってトップでゴールに入った。

5月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田村正光騎手。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月28日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月18日、4歳以上400万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月8日、4歳以上400万下（福島芝2000m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（1988年）

1月5日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

1月23日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月14日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月5日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月10日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したトムマックを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月8日、5歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月18日、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

7月23日、4歳以上400万下（福島芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月8日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月29日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月19日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月11日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6歳（1989年）

1月14日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村正光騎手。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヒノデシルバーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の銀蹄賞（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月19日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカントリタイヨーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。

3月19日、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月22日、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったキングアーサーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月13日、ハンデ戦で5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

6月4日、5歳以上900万下の麦秋賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村正光騎手。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

7月2日、ハンデ戦で5歳以上900万下の寺泊特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月7日、4歳以上900万下（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田村正光騎手。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月28日、4歳以上900万下（東京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。