トーセンブランメル（1998年生、母クラシックトレジャー）

トーセンブランメル（1998年4月12日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時13歳）と交配したクラシックトレジャーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日光スタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方33戦3勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年の4歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日光スタッドから「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、島川隆哉によって892.5万円で落札された。

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

12月10日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2001年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

10月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた3戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイルマタから1馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月14日、中0週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサガリバーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロワルツから半馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランシガーから6馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正彦騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティオリーブをクビ差制して1着ゴールを果たした。

9月1日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスロワから2馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺正彦騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピカデロンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺正彦騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺正彦騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォルトンスキーから3/4馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテスコスプリンターからクビ差の2着に甘んじた。

11月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（17戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハニーエスカーダからクビ差の2着に甘んじた。

12月31日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザロマンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスワノタイムから2馬身差の2着に敗北した。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（18戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（19戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（20戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（21戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた32戦目は、岩洞湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（22戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（23戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（24戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正彦騎手（25戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正彦騎手（26戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正彦騎手（27戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。