アグネスターフ（2004年生、母ターフナチュラル）

アグネスターフ（2004年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスカミカゼ（当時11歳）と交配したターフナチュラルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、地方9戦3勝2着4回。2007年の東京プリンセス賞(牝S1)に勝利した他、2007年の桜花賞(牝地方重賞)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

10月31日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月14日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のダンナサマに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したキパルラを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキパルラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のフレッシュフェブラリー賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したサイレントドリームを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミレニアムカースルをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したマルノマンハッタンに半馬身届かず2着となった。

5月10日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシーホアンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。