リコーハラマ（2010年生、母リコーパープル）

リコーハラマ（2010年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時23歳）と交配したリコーパープルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）リコーファーム。戦績は、地方32戦4勝2着7回。2013年の’13雲取賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、サブノハゴロモに3/4馬身交わされて2着となった。

11月15日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のネコセンプーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中6週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のランコントゥルをアタマ差振り切って2勝目を収める

3歳（2013年）

1月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の食べて応援しよう!東北の畜産賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦2勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

2月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの’13雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦2勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦2勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月2日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、とかげ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

4歳（2014年）

8月13日、約10か月半の休養明けで迎えた9戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月22日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた12戦目は、ラッキーヴィル賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、新宿つつじ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

12月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C1八九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアサンテサーナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5歳（2015年）

4月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のロックエースに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月21日、中3週で迎えた17戦目は、牡丹特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、へび座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川駿介騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったブルーロイヤルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したアートオブエンドを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したドキドキマドンナに半馬身届かず2着に敗北した。

8月26日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月25日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石川駿介騎手（9戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したヴィストーソに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月31日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したカツゲキライデンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、迎春特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（11戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた26戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、春麗特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブロッサムヒルに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

3月17日、中4週で迎えた27戦目は、陽炎特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた28戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた29戦目は、晩春特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場なく16着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた30戦目は、おうし座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

9月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。