マサヒコドーター（1981年生、母カガクリハタ）

マサヒコドーター（1981年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のエビタカラ（当時5歳）と交配したカガクリハタが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鶴丸洋三。戦績は、中央平地48戦13勝2着14回。1986年のアラブスプリントステークス(アラ系4歳以上オープンハンデ)に勝利した他、1986年の銀杯(アラ系4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

6月25日、11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキューティーアイから4馬身差の2着となった。

7月23日、10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイヨーエクセラーからクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーキングオーに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

10月29日、14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチエイスターからハナ差の2着に惜敗した。

11月13日、12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビックタイトルに3馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

11月27日、5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月10日、9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2歳（1984年）

3月10日、12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキューティーアイから2馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカカジンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月20日、7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月9日、8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノローランに1馬身3/4の差をつけて勝利を手にした。

10月14日、8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカツシゲルから1馬身1/4差の2着となった。

11月4日、8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルスポットから3馬身差の2着に敗北した。

11月10日、13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトネキングからアタマ差の2着に惜敗した。

12月1日、11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（1985年）

1月7日、10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビガラススターに3/4馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

1月27日、11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツキャリーから半馬身差の2着に敗北した。

2月16日、9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月16日、13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月30日、16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムパワーに1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

4月21日、7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリネンパレードからクビ差の2着に甘んじた。

5月26日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンパレードに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月9日、6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミトモスイセイに1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

10月27日、6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンパレードに1馬身の差をつけて勝利をモノにした。

11月10日、10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーホーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月30日、10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキューティーアイに2馬身半の差をつけて勝利を決めた。

5歳（1986年）

1月7日、銀杯（京都ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら60kgの斤量を背負って出走。鞍上は松本達也騎手。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったタイムパワーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月8日、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 晴/良）に牝馬ながら59kgの斤量を背負って出走。鞍上は田島信行騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月22日、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 雨/不良）に牝馬ながら59kgの斤量を背負って出走。鞍上は松本達也騎手。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリリィクイーンをクビ差振り切って勝利を掴み取った。

4月19日、アラ系4歳以上オープン（新潟芝1600m 外回り晴/良）に牝馬ながら62kgの斤量を背負って出走。鞍上は川端義雄騎手。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアインゴウユウに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

5月3日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に牝馬ながら63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で川端義雄騎手。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたマルブツキャリー決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月21日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。鞍上は松本達也騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

7月5日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたワクセイ決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月13日、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1800m 曇/不良）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

8月2日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1700m 晴/良）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月16日、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら62kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたチグサパワー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月30日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 晴/良）に牝馬ながら62kgの斤量を背負って出走。鞍上は本田優騎手。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロータリーアイドルに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月14日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。