ミトモスイセイ（1982年生、母コサージ）

ミトモスイセイ（1982年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスイセイガバナー（当時8歳）と交配したコサージが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は三輪幸子。戦績は、中央平地33戦14勝2着2回。1986年のセイユウ記念(重賞)に勝利した他、1986年の銀杯(アラ系4歳以上オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

7月14日、6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月25日、6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエールザンオーから2馬身半差の2着となった。

9月16日、9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサノラッキーに5馬身の差をつけて勝利した。

10月27日、12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月10日、5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシノツルギに2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

11月17日、9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月8日、10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラジンボーイに2馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

2歳（1985年）

1月12日、11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月9日、16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサノプリンスに5馬身の差をつけて勝利した。

3月16日、13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月30日、16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月6日、11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月22日、13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイチエイスターに半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

7月21日、15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月7日、8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイナリカモンに2馬身半の差をつけて勝利を決めた。

9月28日、9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサヒコドーターから1馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

11月10日、10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムパワーに3/4馬身の差をつけて勝利を決めた。

11月30日、10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1986年）

1月7日、銀杯（中山ダート1800m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉沢宗一騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のローレルスポットに1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

1月25日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木寿騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインスブルグに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月22日、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のロータリーアイドルに5馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

4月5日、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチエイスターに3馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

4月19日、アラ系4歳以上オープン（新潟芝1600m 外回り晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉沢宗一騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月8日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1800m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は郷原洋行騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のロータリーアイドルに2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

7月13日、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1800m 曇/不良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビンチトールに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1987年）

1月10日、銀杯（中山ダート1800m 晴/良）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉沢宗一騎手。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月7日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1700m 曇/重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は鈴木寿騎手。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月1日、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1200m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は武藤善則騎手。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のビンチトールに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。

3月29日、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（中京芝1200m 小雨/良）に64.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は鈴木寿騎手。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月26日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り雨/重）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉沢宗一騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。