ロータリーアイドル（1983年生、母ミチルリンボー）

ロータリーアイドル（1983年4月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトサテンプウ（当時11歳）と交配したミチルリンボーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は日蔭敏正。戦績は、中央平地48戦20勝2着13回、地方1戦0勝。1986年のタマツバキ記念(重賞)で2着に入った他、1986年、1989年とアラブ大賞典(アラ系4歳以上オープン)を2勝するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

9月14日、9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月22日、14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったインスブルグから2馬身差の2着に敗北した。

10月27日、12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントシャトーから2馬身差の2着に敗北した。

11月17日、12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミトモフラワーに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月7日、9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヤフルガイから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1986年）

1月7日、銀杯（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの斤量を背負って出走。鞍上は岡部幸雄騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

1月15日、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は大西直宏騎手。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアイレーンに1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

2月8日、3歳オープンのシュンエイ記念（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

2月22日、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/重）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミトモスイセイに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月15日、アラ系4歳以上600万下（小倉芝1800m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタキノターナーに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにした。

3月30日、アラ系4歳以上600万下（小倉芝2000m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のインスブルグをクビ差振り切ってトップでゴールに入った。

5月3日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月8日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1800m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったミトモスイセイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月15日、アラブステークス（札幌ダート1500m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチヤフルガイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

7月13日、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1800m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

7月26日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート2000m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワクセイに1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

8月30日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサヒコドーターを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鹿戸雄一騎手。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したビンチトールに半馬身届かず2着に敗北した。

10月12日、ハンデ戦でオープンの三春特別（福島芝2000m 晴/不良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で鹿戸雄一騎手。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

11月9日、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で鹿戸雄一騎手。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のセッテステラを3/4馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

11月29日、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で鹿戸雄一騎手。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のシロキタタローに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1987年）

1月10日、銀杯（中山ダート1800m 晴/良）に61kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で鹿戸雄一騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセッテステラに2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

2月7日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1700m 曇/重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は三浦堅治騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツタカラオーを上がり1位の末脚で半馬身差し切ってトップでゴールインした。

3月15日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/不良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオーゴンホマレをクビ差振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。

4月26日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り雨/重）に64.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月30日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1600m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は三浦堅治騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ワクセイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、アラブステークス（札幌ダート1500m 曇/良）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたシロキタタロー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月19日、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1800m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月1日、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1500m 晴/良）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシロキタタローにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

8月22日、アラ系4歳以上オープン（函館芝2000m 曇/稍重）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月20日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月31日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 曇/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は蛯名正義騎手。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月15日、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 曇/稍重）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセッテステラに1馬身1/4の差をつけて勝利した。

12月10日、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1988年）

1月9日、銀杯（中山ダート1800m 曇/重）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったサマーラッドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月13日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1700m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は古川寛和騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサマーラッドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手にした。

10月8日、保原ステークス（福島ダート1000m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は大西直宏騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイユウレディに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月30日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は菊沢隆徳騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のセッテノベラを3/4馬身振り切って勝利した。

11月13日、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 曇/良）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は大西直宏騎手。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったミスターキャッシュに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月3日、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月18日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に61kgの斤量を背負って出走。鞍上は菊沢隆徳騎手。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガッツボーイに5馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

6歳（1989年）

1月5日、ハンデG3の金杯（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は大西直宏騎手。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

2月11日、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1700m 晴/不良）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は菊沢隆徳騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るワクセイを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてトップでゴールインした。

3月4日、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1200m 曇/稍重）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツキノヨシツネに4馬身の差をつけて勝利を挙げた。

10月1日、常葉ステークス（福島芝1700m 曇/良）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスターキャッシュを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月29日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したスズノムテキを捕まえ切れず、ハナ差の1着1着ゴールを果たした。

11月11日、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に66kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月2日、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に65kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセッテノベラを半馬身振り切って勝利を掴んだ。