スターグルーヴィー（1997年生、母サンキョウハゴロモ）

スターグルーヴィー（1997年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時16歳）と交配したサンキョウハゴロモが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は塚尾勝安。戦績は、中央平地5戦0勝、地方39戦4勝2着5回。2000年の岐阜金賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木良文厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

8月26日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったシンワプリンセスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマユネキングに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（2000年）

1月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月16日、中8週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で浜口楠彦騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で浜口楠彦騎手（10戦1勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で浜口楠彦騎手（11戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオグリマツカゼに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

8月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドルドキッドに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月25日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた17戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったミツアキサイレンスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた18戦目は、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、岐阜新聞杯（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

4歳（2001年）

1月7日、連闘で迎えた21戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、めいほう杯（笠松ダート1600m 小雪/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したライトレインに3/4馬身届かず2着となった。

2月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた24戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ケニアスターに交わされて2馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた25戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた26戦目は、笠置特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた27戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のメジロカムイをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月17日、中2週で迎えた28戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、サンコーコンカラーに半馬身交わされて2着となった。

6月4日、中2週で迎えた29戦目は、清流短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた30戦目は、乗鞍特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた31戦目は、揖斐峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で東川公則騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた33戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた34戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた35戦目は、ミルクカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた36戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた37戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

5歳（2002年）

1月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月16日、約7か月半の休み明けで迎えた42戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた43戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。