リンドハヤテ（1999年生、母リバーフアントム）

リンドハヤテ（1999年5月20日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時12歳）と交配したリバーフアントムが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方36戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の台東区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

石田貞雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

7月23日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は495kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月28日、中9週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

12月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったアエノティアラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

12月30日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4歳（2003年）

2月2日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のデュークフォンテンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月7日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアタゴジルバを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月25日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月9日、中0週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサーフトリップに1馬身半の差をつけて制した。

7月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（12戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で鷹見浩騎手（13戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2三（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で鷹見浩騎手（14戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2三四（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鷹見浩騎手（15戦3勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドリバーマンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、湯島特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で鷹見浩騎手（16戦3勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったトウカイオトメを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、台東区特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で鷹見浩騎手（17戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラヴリーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で鷹見浩騎手（18戦4勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた20戦目は、ウインターテール賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で鷹見浩騎手（19戦4勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5歳（2004年）

1月6日、連闘で迎えた21戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（20戦4勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（21戦4勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（22戦4勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

5月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般C1七八（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（23戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（24戦4勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（25戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般C1四 C2一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（26戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったベルモントバーディに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた30戦目は、マリーン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（27戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったガッサンチャンスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（28戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（29戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ラブフォーユーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（30戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（31戦4勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（32戦4勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた36戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鷹見浩騎手（33戦4勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。