ケンブリッジアロー（2012年生、母キョウモヨロシク）
Ken Bridge Arrow
2012.04.20
ケンブリッジアロー（2012年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋矢」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時11歳）と交配したキョウモヨロシクが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方22戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の一般C3。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 31戦2勝 [2-2-2-25/31]
- 総賞金国内
- 749万円
- 生年月日
- 2012年4月20日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 青鹿毛
- 厩舎
- 新井清重船橋
- 馬主
- 中西桂子
- 生産者
- （株）本桐牧場
- 抹消情報
- 中央：2015年9月3日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のキョウモヨロシクは中央平地11戦0勝、地方24戦3勝2着1回。祖母のシートゥシャイニングシーは海外16戦2勝。曾祖母のAvilionは海外34戦5勝。父のブラックタイドは中央重賞1勝（中山芝[1800m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Halo | 3×4 | 18.75% |
| 牡 | Turn-to | 5*7×6 | 5.46% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Native Dancer | 7×5*7 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Roman | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Nearco | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Bull Lea | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡S | Court Martial | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Blenheim | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Nasrullah | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡M | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 5*7×6*7 | 6.25% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2-b
レース成績
経歴
デビュー前
大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2014年）
12月7日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。
3歳（2015年）
1月4日、中3週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
3月15日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。
3月28日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
4月26日、中3週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。
5月23日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ベーリングメファに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
8月2日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
8月29日、中3週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。
10月9日、中5週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
11月13日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。
11月18日、連闘で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
4歳（2016年）
1月18日、中8週で迎えた13戦目は、ロウバイ賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた14戦目は、高麗郡建郡1300年記念賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた15戦目は、猫柳賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた16戦目は、椿賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
5月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、ヒスイ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
6月20日、中2週で迎えた18戦目は、ジェミニ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
10月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた21戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。
5歳（2017年）
7月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた23戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた24戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、雷光賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた25戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、みんなで飲もう!ポールスター賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
9月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。
6歳（2018年）
7月27日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の負けじ心を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。
8月11日、中1週で迎えた28戦目は、千葉ジェッツカップ（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、ラヴインパレスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
9月2日、中2週で迎えた29戦目は、夜競アニマルパーク賞（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラヴインパレスに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
10月4日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。
11月5日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラウンミネリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。