エムテイヤマト（2000年生、母エムティイースト）

エムテイヤマト（2000年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大和」。毛色は栃栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したエムティイーストが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害3戦0勝、地方41戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の向寒特別(一般F)。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月12日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月13日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月25日、中8週で迎えた4戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2004年）

1月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた8戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘッシュに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた9戦目は、節分特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた10戦目は、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般F2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般F2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクプリンセスから3/4馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた14戦目は、御畳瀬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般F2（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般F2（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般F2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンチャムから8馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、風鈴特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、夕立特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、盆踊り特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた21戦目は、一般F7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシークラウンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で中西達也騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトロープをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で中西達也騎手（16戦3勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノダイユウから3馬身差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた24戦目は、向寒特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で中西達也騎手（17戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトナミオリンピアに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月18日、中5週で迎えた25戦目は、月一会20周年記念特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で中西達也騎手（18戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた26戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月10日、連闘で迎えた27戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（19戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般E8（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（20戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンカングから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般E7（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（21戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月16日、中8週で迎えた30戦目は、鏡川特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（22戦4勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた31戦目は、堅田雅仁騎手を鞍上に迎えて、鷲尾根特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般E7（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（23戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキタノハイジを3/4馬身振り切って5勝目を掴み取った。

5月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（24戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（25戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のクラフティシャルムをクビ差振り切って制した。

7月2日、中2週で迎えた35戦目は、早明浦特別（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（26戦6勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた36戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般E2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるプロフィッターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた37戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、七夜月神田特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた38戦目は、一般E2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（27戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた39戦目は、祝D&S結婚記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（28戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカアナパリをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月24日、中2週で迎えた40戦目は、大輝4歳誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川文貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた41戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルチリョウマに交わされて1馬身差の2着となった。

10月30日、中2週で迎えた42戦目は、私競馬に嵌り気味特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般D2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は古川文貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に敗れた。

6歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた45戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（29戦7勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月4日、中4週で迎えた46戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（30戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた47戦目は、聖・ウララ誕生日特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（31戦7勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。