キセンペガサス（1992年生、母スーパーライヒ）

Kisen Pegasus

1992.03.07

キセンペガサス（1992年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時9歳）と交配したスーパーライヒが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 隆則。戦績は、中央平地8戦1勝、地方41戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

6月24日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は558kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルブツエビスオーを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4歳（1996年）

5月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1997年）

1月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミユキカンノンに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月20日、中4週で迎えた14戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヨロイヤルから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒフローネからクビ差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンスウインをクビ差制して3勝目を奪取した。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた20戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた22戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（9戦2勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイルドムテキから2馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒフローネに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月27日、中1週で迎えた30戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1998年）

1月4日、連闘で迎えた31戦目は、福寿草賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月20日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（16戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（19戦3勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本一美騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエルメスシンを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（20戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下誠騎手（21戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた46戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ランドニーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた47戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（22戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた49戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。