クーファシーズンズ（2011年生、母オーロラビコー）

クーファシーズンズ（2011年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋四季」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時19歳）と交配したオーロラビコーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦10勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の室戸岬特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3歳（2014年）

1月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月16日、中3週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた4戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキネオスピリットに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオールラウンドに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月8日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦の岡山県ももたろう特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンチャンターに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ドロメ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアラバンサビコーに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のカツオの生節特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグローバルチェンジに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5月1日、中2週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミラクルホースに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、龍河洞特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバトルファイターを猛烈な末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（7戦6勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のバトルファイターに3馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、室戸岬特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバトルファイターに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、山梨県の石原和夫特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（10戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォレストピアに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月14日、中6週で迎えた17戦目は、四万十仁井田米特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（12戦9勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、モズムラクモに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、大谷の樟特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（13戦9勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた20戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。