エイキューダッシュ（1999年生、母ゴールデンレグルス）

エイキューダッシュ（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時13歳）と交配したゴールデンレグルスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河土肥牧場。戦績は、中央平地19戦0勝、地方22戦9勝。2004年のジューン特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河土肥牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、テンジンによって735万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月2日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

7月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月2日、中9週で迎えた6戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のパリスカラノテガミに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

1月11日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクックリリーに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、うぐいす特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢菅清志騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のターフケンザンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、菜の花特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢菅清志騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノトリニータに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、ざぜんそう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢菅清志騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノビッグアイに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、やまぶき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢菅清志騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシヘラに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

5歳（2004年）

3月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた17戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、中央条件交流花見特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーオペラに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5月24日、中4週で迎えた18戦目は、中央条件交流つつじ祭り特別（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた19戦目は、ジューン特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイサマードリームに4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、白百合賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るティボリサンライズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月21日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の瀬波特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた22戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のHTB賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の狭山湖特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の福島放送賞（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた25戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

6歳（2005年）

6月5日、約5か月半の休養明けで迎えた28戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

11月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた31戦目は、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

7歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた32戦目は、新春特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月4日、中4週で迎えた33戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた34戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浅沼傑騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で浅沼傑騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

6月4日、中6週で迎えた36戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅沼傑騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で浅沼傑騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月29日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた39戦目は、JBCカウントダウン80立秋特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた40戦目は、秋涼特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月14日、中5週で迎えた41戦目は、寒露特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。