ララマジシエンヌ（2017年生、母ライヴマジック）

ララマジシエンヌ（2017年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魔術師（仏）。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したライヴマジックが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下屋敷牧場。主な勝ち鞍は2020年の卯月ドリーム戦( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、フジイ興産によって1,026万円で落札された。

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月5日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

3歳（2020年）

1月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

3月13日、中9週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のボボティーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトーセンウエーブを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月21日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の卯月ドリーム戦（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールドタウンに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月23日、中8週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

10月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウプルームに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、王滝渓谷特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、三河湖特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4歳（2021年）

1月4日、中0週で迎えた11戦目は、凧あげ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず最後はフィップルと並んで8着同着となった。

1月28日、中2週で迎えた12戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、’21ニューイヤージョッキーズ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた14戦目は、ガ-デンふ頭賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（7戦4勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた16戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（8戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカノオージャに4馬身の差をつけて制した。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた18戦目は、漢・亨～最後の花道～記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のセイプレシャスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンタイミングに2馬身半の差をつけて制した。

7月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（11戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のコトブキハウンドを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

8月18日、中5週で迎えた23戦目は、ひのき杯（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（12戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、スピカ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた25戦目は、シェダル特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（14戦8勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、オリオン座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、アンタレス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、ピーコック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（15戦8勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた29戦目は、へびつかい座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた30戦目は、いて座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

5歳（2022年）

1月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた32戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた33戦目は、柿原翔お疲れさん（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月13日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（16戦8勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のディザイアソングに1馬身半の差をつけて9勝目を掴み取った。

4月20日、連闘で迎えた35戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（17戦9勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、薫風賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（14戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた37戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のリッカウィンドウに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月25日、中2週で迎えた38戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた39戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOC1-3組（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリネンフリーに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月7日、中2週で迎えた40戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた41戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レゼールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた42戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。