ホクトキングオー（1996年生、母スキーストーム）

ホクトキングオー（1996年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時10歳）と交配したスキーストームが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、地方16戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のめのう特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北斗牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

岡島一馬厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

10月7日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は512kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスターリットを3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月17日、中5週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントアクターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月29日、中5週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イズモテイオーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月21日、中2週で迎えた4戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイズモテイオーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

2月16日、中3週で迎えた5戦目は、つばき特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイズモテイオーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトモノパトラをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4月4日、中3週で迎えた7戦目は、花まつり特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビージェーレターを半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリッジダービーから1馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中4週で迎えた9戦目は、ヤマブキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月30日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイズモテイオーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石井勝男騎手（10戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦のジュライ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石井勝男騎手（11戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた13戦目は、めのう特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石井勝男騎手（12戦6勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシーキングザロマンを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月27日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦のノベンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石井勝男騎手（13戦7勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で石井勝男騎手（14戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ホクトジャクポットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、初駒賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で石井勝男騎手（15戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。