ホマレナデシコ（1996年生、母ゾウゲブネアイドル）

ホマレナデシコ（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時13歳）と交配したゾウゲブネアイドルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木唯義。戦績は、地方26戦7勝2着6回。1999年の花吹雪賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、鵜木唯義から「北海道4月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、主取によって円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

7月20日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイショウガリバーに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月1日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた5戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラダイギンガから1馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月22日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、鶴田知久騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤナギガビーに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月28日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモスジョオーに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オパールノユメに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエムジョシウワに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

1月24日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鶴田知久騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイシノストロングを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月8日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鶴田知久騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鶴田知久騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鶴田知久騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビバエルヴィスを捕まえ切れず、約13馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒロノジェントを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

4歳（2000年）

4月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鶴田知久騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月30日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた21戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミカワチャコをクビ差振り切って6勝目を獲得した。

5月27日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイシノナイトを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

6月21日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオリオンザオリオンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

8月4日、中1週で迎えた26戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツセピアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。