ハウピア（2020年生、母タイヨウパフューム）

Haupia

2020.03.22

ハウピア（2020年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ハワイのデザート名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレッドファルクス（当時9歳）と交配したタイヨウパフュームが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月17日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のセミマルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月11日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦1勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

3歳（2023年）

2月4日、中7週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた6戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの勝馬投票100周年記念（札幌芝1200m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。