サンキョウカイザー（1984年生、母マツカオリ）
Sankyo Kaiser
1984.06.22
サンキョウカイザー（1984年6月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のコリムスキー（当時9歳）と交配したマツカオリが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地26戦2勝、地方25戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。
経歴
デビュー前
北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1987年）
6月7日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた2戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた3戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
7月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
8月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘルメスエンペラを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。
9月13日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
10月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
11月7日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。
4歳（1988年）
4月9日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。
5月1日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。
11月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。20頭立ての19番人気で19番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚を伸ばせず19着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。
12月4日、連闘で迎えた14戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
5歳（1989年）
1月13日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
1月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で合谷喜壮騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は加用正騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はモガミワンと並んで1着同着となった。
3月18日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
4月16日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は加用正騎手（10戦2勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
4月30日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（11戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
5月14日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上400万下（京都芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。
5月21日、連闘で迎えた24戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神芝2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
9月23日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は加用正騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
9月30日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（14戦2勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。
6歳（1990年）
1月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローピングから1馬身半差の2着となった。
1月24日、中1週で迎えた28戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒプリンセッサから5馬身差の2着に敗北した。
2月3日、中0週で迎えた29戦目は、立春特別（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般A2（高崎ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月20日、中3週で迎えた31戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシユウカクレデイをアタマ差制して1着ゴールを果たした。
9月13日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月19日、中4週で迎えた33戦目は、寺嶋正勝騎手を鞍上に迎えて、B1（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノバイブルに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。
11月18日、中3週で迎えた34戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月20日、中2週で迎えた36戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウコンフアイヤーから4馬身差の2着となった。
7歳（1991年）
1月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツサニーから1馬身差の2着に敗北した。
1月16日、中1週で迎えた38戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤誠騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた39戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤誠騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシヤインモアに2馬身の差をつけて5勝目を収める
2月22日、中2週で迎えた40戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月31日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、A1（高崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月26日、中7週で迎えた42戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢菅清志騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、甲州特別（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢菅清志騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月13日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた44戦目は、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢菅清志騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月14日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた45戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢菅清志騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8歳（1992年）
6月16日、約7か月の休養明けで迎えた46戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢菅清志騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月11日、中3週で迎えた47戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢菅清志騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月29日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた48戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢菅清志騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月21日、中2週で迎えた49戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で矢菅清志騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月12日、中2週で迎えた50戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で矢菅清志騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月16日、中4週で迎えた51戦目は、B1（高崎ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。