オノテスコレデイ（1987年生、母シバメロデイー）

オノテスコレデイ（1987年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時22歳）と交配したシバメロデイーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、中央障害1戦0勝、地方14戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1989年）

6月18日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は453kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のラシアンスターに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミタイガーからクビ差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒賞（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1100m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンリリュウホーから1馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のレスターバロンに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーリアリテイに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（1990年）

3月11日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、佐々木忠昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月29日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルキヤツスルから4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のガネーシヤに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

6月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダートボーイをハナ差制して5勝目を掴み取った。

7月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（8戦5勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（9戦5勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（10戦5勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1991年）

7月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、堀井雅広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀井雅広騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のブランドモアーに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月25日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀井雅広騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀井雅広騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀井雅広騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀井雅広騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀井雅広騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた23戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5歳（1992年）

1月11日、中3週で迎えた25戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月3日、中2週で迎えた26戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、約6か月半の休養明けで迎えた27戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月20日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた31戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。