ウェルシュゴールド（2019年生、母ゴールデンポケット）

ウェルシュゴールド（2019年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「英国王室の結婚指輪に使われるウェールズ産出の金」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したゴールデンポケットが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口牧場。主な勝ち鞍は2023年の可愛らしいもの愛好会記念(一般C25)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額500万円（2.5万×200口）で一口馬主が募集された。

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月18日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

12月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず14着に終わった。

3歳（2022年）

1月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた11戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、奥原久志爆誕記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、愛くん御聖誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く最後はアスターデカゴンと並んで11着同着となった。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた16戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、C30組（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、登志乃さん♪本当にありがとう!（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

1月23日、連闘で迎えた20戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、可愛らしいもの愛好会記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシングリッターを強烈な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

1月31日、連闘で迎えた21戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた23戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた24戦目は、ターフのカノジョ出版記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したコートパルフェを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、羽継烏有お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた28戦目は、ラッキー&安田真樹生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた31戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた32戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた33戦目は、名古屋モーニングフィーバー（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、由紀子☆七十歳記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた36戦目は、名古屋モーニングフィーバー30（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた37戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー38（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。