マイハマドリーム（2008年生、母ワカシェーバー）

マイハマドリーム（2008年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時8歳）と交配したワカシェーバーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方27戦4勝2着7回。2013年の球磨川賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2010年）

12月27日、デビュー戦はA.ムンロ騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2011年）

2月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したストレリチアに半馬身届かず2着に敗北した。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るクライムフォンテンを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

6月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月14日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のほうせんか特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヤマノテンジンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月16日、中4週で迎えた9戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月2日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4歳（2012年）

4月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた12戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1六 C2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松崎正泰騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したスーパーコータローにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったクラッカージャックに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、エトワールカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったネガイヲコメテに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したサマーリガードを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、志布志湾特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザピカイチを猛烈な末脚で半馬身差し切って3勝目を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウルトラカイザーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた22戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ゴールドレインボーに半馬身交わされて2着となった。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオリオンザピカイチに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月23日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた25戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2013年）

1月26日、中4週で迎えた26戦目は、地方重賞の球磨川賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた27戦目は、地方重賞の嘉瀬川賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。