プローディギウム（2009年生、母ミラクルレイザー）

プローディギウム（2009年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「奇跡（ラテン語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時20歳）と交配したミラクルレイザーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3二。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月29日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2012年）

1月5日、中9週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月17日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月30日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

9月17日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた7戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオイから5馬身差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の「本日IPAT全レース発売中!」とく戦3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた13戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた14戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2013年）

1月13日、中2週で迎えた16戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた17戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテレフォトグラフから3/4馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスメリットに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月16日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトディッパーに半馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月23日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2014秋盛岡でJBC（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月28日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、伊手川レース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた27戦目は、石桜杯（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、絶景北山崎レース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、アジサイレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた31戦目は、阿藤快のみちのく万馬券の旅賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた32戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月15日、中0週で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた36戦目は、たいゆう緑化園フェスタレース（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた38戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた40戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた42戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた43戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2014年）

1月2日、中3週で迎えた44戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。