シーベルリーフ（2004年生、母ヨシノサンデー）

シーベルリーフ（2004年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したヨシノサンデーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方25戦4勝2着3回。2007年のユングフラウ賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

8月25日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったフェアリーノートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ツーツーエイプリルに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

11月2日、中4週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の週刊Gallop賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るゲットアライフを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2007年）

1月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの’07桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

2月14日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月21日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

5月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月5日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1六七（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎誠士騎手（14戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンベーターに2馬身の差をつけて制した。

4歳（2008年）

1月1日、中1週で迎えた17戦目は、初夢特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山崎誠士騎手（15戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山崎誠士騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

2月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山崎誠士騎手（17戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のムーンサルトに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月31日、中3週で迎えた20戦目は、杉並区特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山崎誠士騎手（18戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山崎誠士騎手（19戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

6月19日、中3週で迎えた23戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（20戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、キパルラに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月17日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のなでしこ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（21戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた25戦目は、シーブリーズ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（22戦3勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエアモンティジョに6馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。