ステイワールド（2000年生、母ポットウオーマー）

ステイワールド（2000年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時12歳）と交配したポットウオーマーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は橋本寛敏。戦績は、地方34戦12勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋本寛敏から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、橋本寛敏から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、宮地正昭によって420万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

11月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホクザンラブリーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月26日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3歳（2003年）

9月18日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた3戦目は、3歳以上C7-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイセイサンシロウに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

10月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーエイシャークに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（2004年）

2月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（4戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュガーアップルに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセトドリームを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って制した。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、KENRAKUホワイトピア賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイエスイーグルに6馬身の差をつけて6勝目を収める

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上A3-2（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムテッポウに2馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

10月11日、中1週で迎えた17戦目は、ファストステージ”1230”（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岩田康誠騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のジョーノルドピレンをクビ差振り切って制した。

5歳（2005年）

6月15日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリーディングアローを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って9勝目を手にした。

12月8日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6歳（2006年）

2月1日、中5週で迎えた23戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、エフエム熊本特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた26戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、らくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月28日、中2週で迎えた28戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた29戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルスグレモノから1馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた30戦目は、JBCカウントダウン85雲仙岳カップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバックギアーに6馬身の差をつけて制した。

9月5日、中3週で迎えた31戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、つばき特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルスグレモノをハナ差制して制した。

9月26日、中2週で迎えた32戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルスグレモノから2馬身半差の2着となった。

10月17日、中2週で迎えた33戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた34戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノマイヒメに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす